善意を疑わず、善意に頼らない
何かを共有してほしいとき、私たちは人の善意に訴えがちである。
- 知識を独占せずに公開しよう。
- 使わなくなった物を次の人へ渡そう。
- 困っている人に力を貸そう。
- 社会のために、少しずつ協力しよう。
どれも正しい。
しかし、正しいことが、そのまま広がるとは限らない。
- 社会にとって良いと思うことを始める。
- その意味を丁寧に説明すれば、人は参加してくれると思う。
- けれど、思ったほど広がらない。
- 参加するのは、最初から強い問題意識を持った人ばかりである。いつも同じ人が手を動かし、責任を引き受け、少しずつ疲れていく。
そして、参加しない人を見ながら考える。
- なぜ、この大切さが伝わらないのだろう。
- なぜ、もう少し協力してくれないのだろう。
- なぜ、人々の意識は変わらないのだろう。
社会を良くしようとする人ほど、この場所へ辿り着きやすい。
だが、本当に不足しているのは、人々の善意なのだろうか。
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