新しい市場で営業をしていると、課題感はあるのに発注されないという状況によく出会います。

この状態を「まだ信用されていない」「ニーズが弱い」「営業力が足りない」とだけ捉えると、営業活動はなかなか改善しません。

新市場では、もっと根本的な問題が起きています。

顧客自身が、その仕事をどう発注すればいいのかをまだ知らないのです。

新市場における営業の重要な役割は、すでに存在する需要を刈り取ることだけではありません。

顧客に、その市場の商品やサービスを正しく発注できる能力=「発注力」を創造することです。

重要な前提

欲しいことと、発注できることは違う

成熟市場では「選ばれる営業」、新市場では「選べるようにする営業」

発注できない理由を「信用」にまとめない

発注力を作ることと、顧客を説得することは違う

顧客が何を「買う」のか・買えるのか、を先に考える

「発注できる状態」とは何か

発注力とは、単に稟議書を書けることではありません。

大きく分けると、少なくとも次の4つがあります。

1. 課題を切り出せる