何かに困った時、人はかなり簡単に「ない」で状況を説明する。
もちろん、本当に不足していることもある。
ただ、「ない」という説明は思っている以上に情報量が少ない。
状況を理解したり変えたりしたいなら、まず「何がないか」ではなく、何があるのかから見た方がいい。
あるものを証明するのは比較的簡単だ。
黒い白鳥が一羽見つかれば、「黒い白鳥は存在する」と言える。
誰か一人でも自分を気にかけている人が見つかれば、「自分を気にかけている人が誰もいない」とは言えなくなる。
一方で「ない」を証明するのは難しい。