一者、二者、三者による創造と協力と発展

定説:三者から壊れる

三人以上になると、話はややこしくなる

これは単なる感想ではなく、長いあいだ世界中で繰り返され観測されてきた人類全体での経験則でもある。

ベンジャミン・フランクリンは、皮肉を込めてこう言った。

“Three may keep a secret, if two of them are dead.”(三人で秘密を守れるのは、二人が死んでいるときだけだ)

人数が三者になると、信頼や責任が自然には保てなくなる構造が立ち上がる、という指摘である。

日本の経営学者・伊丹敬之も、より実務的な文脈で同じことを述べている。

三者間取引は、必ず摩擦が生じる

また、ゲーム理論や契約理論の基本的な整理でも、次のように説明される。

二者契約では、利害調整が可能

三者以上になると、情報の非対称性と責任転嫁が必ず発生する

重要なのは、これらが価値判断ではなく、構造の話だという点だ。

誰かが悪いから壊れるのではない。

善意が足りないから失敗するのでもない。