ピクチャリングという対話技術があるらしい。相手の言葉を意味として理解する前に、出来事として映像が再生される状態をつくる技術だという。
「なるほど」「理解した」というより、「あ、見えた」という感覚に近い。
最近、このピクチャリングを学んでいる人から「senkoさん、たぶんそれ自然にやってますよね」と言われた。
言われてみると、心当たりはある。じゃあ自分は対話の中で、何をしているんだろうか。
それを一度ちゃんと言語化してみようと思った。
とあるファッション系スタートアップでの話。
ファッション診断に近いサービスをやっていて、「そろそろ本気でマネタイズしたい。でも何からやればいいか分からない」という状態だった。
僕はコンサルとして入ったけど、やっていたのは「とある正解を教える」ことではない。
過去を聞く。聞くけど、それは過去を評価するためじゃなくて、今の感覚がどこから来ているかを探る素材として使っていた。