1. 「一緒にいる時間は、もっと自分のために使ってほしい」と要求される。
  2. 「君ならもっとできるでしょ」と、実力以上の期待をかけられ続ける。
  3. 仕事の相談をしているつもりが、いつの間にか「指摘する人」と「叱られる人」の会話になる。

こういうことが、相手が変わっても起きる人がいる。

もちろん、要求することや、冷たい言い方をすることを選んでいるのは相手だ。

ただ、少し不思議なのは、その相手が誰に対しても同じように振る舞っているとは限らない一方で、扱われる側は相手が変わっても似た関係になることがあるということだ。

理由は一つではない。

その中で、もう一つ観察できるものがある。

一つひとつの行動には、ちゃんとメリットがある

心理学には、これを考える手掛かりとして「対人相補性」という考え方がある。

関係は、それぞれの人が元から持っている性格だけでなく、二人の間で起こる応答からも考えられる。

この話が厄介なのは、本人がわざわざ嫌な関係を選んでいるわけではないことだ。